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来週の為替予想(5/10~14)

 【今週の動き】
 今週はギリシャ問題が深刻化。ギリシャへの金融支援の条件となるギリシャの財政削減策(人件費削減など)に国民が反発し、大規模な暴動に発展した上に死者まで出す結果となった。更にこの事がユーロ圏へ拡大する懸念から、信用不安が広がり全世界的に株安、ユーロ安の大波乱の週となりました。

 03日 米ISM製造業景況指数-4月が事前予想(60.0)を上回る結果(60.4)となったことを好感。また、構成項目の雇用指数も前回(55.1)から拡大(58.5)したことから、今週末の米雇用統計への期待が高まったことがサポートした。

 04日 RBA(豪準備銀)は政策金利を0.25%引き上げることを決定したものの、声明文で追加利上げの必要性が低くなったことを示唆したことが嫌気され、下げ足を速めた。

 05日 ユーロが下落。欧州時間からカタイネン・フィンランド財務相の「ギリシャ問題がスペイン、ポルトガルへと伝染するリスクある」、ストロスカーンIMF(国際通貨基金)専務理事の「ギリシャの債務危機が他の欧州へ波及するリスクが依然としてみられる」など、ギリシャ問題が飛び火する可能性が相次いで指摘されたこと。その中で格付け機関ムーディーズが「ポルトガルの“Aa2”格付けを引き下げる方向で見直し」としたことから、波及リスクがより現実味を帯びてきたこと。加えて、ヴァンハネン・フィンランド首相が「ギリシャ救済策が十分な効果が無いリスクが見られる」との見解を述べたことから、ギリシャ支援策への効果が疑問視されたことも意識された。ギリシャ支援策については4日付けのWSJ(オンライン版)が「Greece's Costs Exceed Bailout」と題し、EU/IMFによる1100億ユーロの支援額では、ギリシャ問題をカバーするには不十分だろうとの見方を示していたが、ユーロ圏の要人から効果について懸念を示す見解が出たことで、改めて材料視された格好となった。
 米 ISM非製造業景況指数-4月は事前予想(56.0)を下回る結果(55.4)となったが、好悪の分水嶺である50を4ヶ月連続で上回った。構成項目の雇用指数は49.5と前回(49.8)から低下している。 また、ADP雇用統計は3.2万人増となり、3ヶ月連続で増加となった。規模別でも軒並み増加しており、雇用が回復傾向にある。

 06日 ECB(欧州中銀)政策決定会合の中で、トリシェECB総裁が政府債の買い入れについて「議論していない」とコメント。市場ではECBがギリシャ支援のため、同国の国債買取について検討するのでは?との期待があっただけに、ネガティブ材料として受け止められた。また、政府債の買い入れについて議論されなかったことで、ギリシャへの財政問題が波及するリスクが引き続き材料視され、主要株式市場は軒並み下落、ダウ平均は一時1000ドル近く下落した。市場の急激な下げはギリシャ発の欧州ソブリン問題に加え、証券会社による誤発注が原因だとも言われている。トレーダーがmillion(100万)の「M」ボタンを、誤ってbillion(10億)の「B」ボタンを押してしまったことが問題を引き起こしたのでは?との指摘もある。

 07日 米4月非農業部門雇用者数変化は29.0万人と、市場の事前予想(19.0万人)を上回った、今回の数値は2006年3月(30.4万人)以来の好数値となる。過去2ヶ月分も修正され、3月:16.2万人→23.0万人、2月:-1.4万人→3.9万人となり、非常に良い結果と言える。

 【予想の結果】
            安値      高値       今週の動き
 ドル/円   :  92.00   95.00   88.40- 94.98
 ユーロ/円 : 123.00  127.00  110.77-125.44
 ポンド/円  : 141.00  146.00  129.84-144.89
 ユーロ/ドル: 1.3200  1.3500  1.2533-1.3332

 【来週の為替予想】
 来週もギリシャ問題が引き続き深刻化して、世界に拡大している為、金融市場は波乱の展開になりそうです。

 注目される経済指標は10日 英 BOE(英中銀)政策金利です。予想では据え置きとなっています。今週6日に行われた総選挙で与党が敗北して、現政権が継続できない状況となってことから、予想通りの結果となるでしょう。

 次に注目される経済指標は14日 米 ミシガン大学消費者信頼感指数です。予想では73.5と前回の72.2より改善となっています。すでに発表のシカゴ購買部協会景気指数が改善していることから、予想通りの結果となるでしょう。予想より良い結果となれば、ドルが買われる展開となるでしょう。

  主な経済指標
 10日: 日 日銀政策会合議事録、英 BOE(英中銀)政策金利
 11日: 英 鉱工業生産
 12日: 独/ユーロ圏 GDP-1Q(速報値)、英 BOE(英中銀)四半期インフレ報告
 13日: 豪 雇用統計、ユーロ圏 ECB(欧州中銀)政策金利
 14日: NZ/米 小売売上高、米 ミシガン大学消費者信頼感指数

  予想レンジは下記の通り。
           安値      高値     投資スタンス
ドル/円   :  90.00   93.00     戻り売り
ユーロ/円 : 110.00  120.00     戻り売り
ポンド/円  : 130.00  137.00     戻り売り
ユーロ/ドル: 1.2200  1.3000     戻り売り
 【来週の戦略】
ドル/円、ポンド/円、ユーロ/円、ユーロ/ドルは戻り売りで対応。

 【お知らせ】

 突然ですが、諸事情によりブログを中断することとしました。いきなりで身勝手な決断をお許しください。

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来週の為替予想(5/3~7)

 【今週の動き】
 今週は格付け機関のS&Pがギリシャやポルトガルの格下げにより、やや波乱の週となりました。

 26日 米4月ダラス連銀製造業活動が21.1%と市場の事前予想(9.5%)を上回り、2007年2月(25.4%)以来の高水準を記録。構成項目の「雇用指数」も9.8(前回 2.8)へと急拡大した事が好感された。ガイトナー米財務長官は「持続的な雇用拡大に向けた最初の兆候が見える」とし、労働市場に対する楽観を幾分高める見方を示した。

 27日 ユーロが大きく下落。特にユーロ/ドルは2009年4月以来となる1.32台割れを喫した。格付け機関S&Pがポルトガル、ギリシャの格付けを相次いで引下げ。特にギリシャのソブリン格付けはジャンク級、いわゆる投資不適格とされる水準にまで引下げられた。これを受け、欧州株式市場はほぼ全面安の展開に。これが米株式市場にも飛び火し、ダウは213ドル超の下げでクローズとなった。
 米 消費者信頼感指数-4月は57.9と予想 の53.5を上回り、2008年5月(58.10)以来の好数値となった。そして、失業率との相関が高いとされる「雇用は十分」から「職を得るのが困難」を引いた数値は-40.2(前回 -42.3)へと改善した。また、リッチモンド連銀製造業指数-4月も30と予想 の10を大幅に上回り、1993年1月の統計開始以来最高となった。構成項目の雇用指数は13と前回(0)から大きく改善。プラスとなったのは2009年10月(2)以来となる。

 28日 豪第1四半期消費者物価指数は前期比0.9%・前年比2.9%とともに事前予想(前期比0.8%・前年比2.8%)をわずかに上回る結果に。これを受け、発表直後は若干豪ドルが強含む場面も有った。
 米 FOMC(連邦公開市場委員会)政策金利は市場の予想通り政策金利を0.0-0.25%で据え置き、金利見通しの時間軸である「長期間(extended period)」との文言もそのまま踏襲。この文言に反対を投じたのも前回同様、カンザスシティ連銀のホーニグ総裁のみだった。声明文は総じて前回から変わっておらず、目先に金利の変更がない安心感から、スペイン格下げの余波を受けマイナスで推移していた米株式市場はプラス圏へと値を戻した。

 29日 RBNZ(NZ準備銀)は政策金利を2.50%で据え置く事を決定。声明文では、「数ヶ月以内(in coming months)に利上げを開始へ」「景気回復は3月時点の予測よりも早いかもしれない」など利上げに期待感を持たせるような内容となった。

 30日 米 シカゴ購買部協会景気指数-4月は63.8と予想 の60.0を上回り、2005年4月(65.5)以来の好数値となった。そして、構成項目の雇用指数は57.2(前回 53.1)へと拡大。ここ6ヶ月平均(52.2)も上回った。また、米 ミシガン大学消費者信頼感指数-4月(確報値)も72.2と予想 の71.0を上回り、速報値の69.5から上方修正された。

 【予想の結果】
            安値      高値       今週の動き
 ドル/円   :  92.00   95.00   92.83- 94.57
 ユーロ/円 : 123.00  127.00  122.38-126.28
 ポンド/円  : 141.00  146.00  141.61-145.94
 ユーロ/ドル: 1.3200  1.3500  1.3114-1.3415

 【来週の為替予想】
 来週は日本ではゴールデンウィークが続き、はっきり言ってお休みモードです。一方、海外ではギリシャへの支援がほぼ決まりそうなので、金融市場は落ち着いた展開になりそうです。

 注目される経済指標は04日 豪 RBA(豪準備銀)政策金利です。予想では0.25%の利上げとなっています。今週発表の消費者物価指数が前回より上昇していることから、予想通りの結果となるでしょう。

 次に注目される経済指標は07日 米 雇用統計です。非農業部門雇用者数は予想では17.6万人増と前回の16.2万人増より改善、失業率は9.7%と前回の9.7%と変わらずとなっています。すでに発表の4月リッチモンド連銀製造業指数の「雇用指数」は-7から0へと改善。そして、NY連銀製造業景気指数-4月の雇用指数が12.35から→20.25へ改善、シカゴ購買部協会景気指数の「雇用指数」も前回53.1から57.2へ改善していることから、予想通りの結果となるでしょう。予想より良い結果となれば、ドルが更に買われる展開となるでしょう。

  主な経済指標
 03日: 米 PCEコア・デフレータ/デフレータ/ISM製造業景況指数
 04日: 豪 RBA(豪準備銀)政策金利、米 中古住宅販売保留
 05日: 米 ADP雇用統計/ISM非製造業景況指数
 06日: 豪 小売売上高、ユーロ圏 ECB(欧州中銀)政策金利
 07日: 加/米 雇用統計

  予想レンジは下記の通り。
           安値      高値     投資スタンス
ドル/円   :  92.00   95.00     戻り売り
ユーロ/円 : 123.00  127.00     戻り売り
ポンド/円  : 141.00  146.00     戻り売り
ユーロ/ドル: 1.3200  1.3500     戻り売り
 【来週の戦略】
ドル/円、ポンド/円、ユーロ/円、ユーロ/ドルは戻り売りで対応。

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来週の為替予想(4/26~30)

 【今週の動き】
 今週はアイスランドの火山爆発による火山灰がヨーロッパ全域を覆い、航空ダイヤがストップし、9.11以来の大混乱となりました。欧州の航空会社の株価は軒並み下落し、株式市場はやや波乱の週となりました。

 19日 米国の3月景気先行指標総合指数は1.4%と市場の事前予想(1.0%)を上回り、2009年5月(1.4%)以来の伸びを記録した。これを受け、ドル円は上昇幅を拡大した。

 20日 ドイツのZEW景況感調査-4月は期待値・現況ともに予想を上回る結果に。そして、ZEW景況感調査-4月は53.0と09年10月(56.0)以来の高水準を記録している。
 カナダドルが主要通貨に対し全面高の展開に。BOC(カナダ中銀)は政策金利を0.25%で据え置いたものの、声明文で金利見通しの時間軸である「6月末まで政策金利を据え置く」との文言を削除。6月に利上げを実施する可能性を示唆した。

 21日 英国の3月雇用統計が予想よりも強い結果となったことを好感し、ポンドが強含む展開になった。3月英失業率は4.8%と前回の4.9%を下回り、2ヶ月連続での改善となった。英国の失業率は2009年9月から2010年1月まで5.0%で高止まりしていたものの、その後下落している。4.8%という数値は2009年6月以来の低水準。また、英 BOE議事録によると、4月の英中銀金融政策では政策金利、資産買い入れ枠の双方が全会一致で据え置かれたことが明らかになった。

 22日 EU(欧州連合)が「2009年のギリシャの財政赤字はGDP比”13.6%”」と発表したものの、これが2月10日にギリシャ財務省が公表した数値「12.7%」に一致せず、ギリシャ発表のデータに対する不信が拡大。これを受け、ギリシャ国債の保証料がウクライナ国債のそれを上回り、ギリシャ国債・ドイツ国債10年物の利回り格差は600bpへと拡大し、1998年2月以来最大の水準を記録。更に格付け機関ムーディーズがギリシャのソブリン格付けを「A2」→「A3」へと格下げし、更なる格下げの可能性にも言及。これらの要因により、ユーロが主要通貨に対し下落した。

 23日 英 第1四半期GDPは前期比、前年比ともに予想よりも弱い数値に。前期比は2四半期連続でのプラス成長となり、これでリセッション脱却が定義上確認された。しかし、前年比ベースでは6四半期連続のマイナス成長となっている。
 ユーロが主要通貨に対し上昇。ギリシャが市場からの資金調達を断念し、EU/IMFに支援を正式に要請。これを受けてユーロが全面的に買い戻される展開となった。ただ、現時点では「要請」したに過ぎず、ドイツでは世論が支援反対に傾いている等、「承認」までのプロセスは平坦ではないと見られている。また、ギリシャが支援を要請した後、ウェーバー独連銀総裁が「ギリシャ危機が伝染するリスクある」とし、言外にスペイン、ポルトガルに対する懸念を示した事も意識された。

 【予想の結果】
            安値      高値       今週の動き
 ドル/円   :  91.00   94.00   91.60- 94.31
 ユーロ/円 : 124.00  128.00  123.18-126.03
 ポンド/円  : 140.00  145.00  139.42-144.73
 ユーロ/ドル: 1.3400  1.3600  1.3203-1.3521

 【来週の為替予想】
 来週は日本ではゴールデンウィークが始まり、マーケット参加者は一気に減少します。ただ、海外脱出組はアイスランドの火山爆発の影響が残っている為、注意が必要でしょう。一方、海外は重要な指標もあり、結果次第では波乱も予想されます。

 注目される経済指標は28日 米 FOMC(連邦公開市場委員会)政策金利です。予想では据え置きとなっています。バーナンキFRB議長による「二番底に陥るリスクは無視できない(notnegligible)」との見解を契機に、FOMCに対する早期の利上げ期待は後退していることから、予想通りの結果となるでしょう。

 次に注目される経済指標は30日 米 シカゴ購買部協会景気指数です。予想では60.0と前回の58.8より改善となっています。既に発表のNY連銀製造業景気指数や景気先行指標総合指数が上昇している事から、予想通りの結果となるでしょう。

  主な経済指標
 26日: 米 ダラス連銀製造業活動
 27日: 米 リッチモンド連銀製造業指数/消費者信頼感指数
 28日: 豪 消費者物価、米 FOMC(連邦公開市場委員会)政策金利
 29日: NZ RBNZ(NZ準備銀)政策金利
 30日: 日 日銀政策金利/雇用統計、米 GDP-1Q/シカゴ購買部協会景気指数

  予想レンジは下記の通り。
           安値      高値     投資スタンス
ドル/円   :  92.00   95.00     戻り売り
ユーロ/円 : 123.00  127.00     戻り売り
ポンド/円  : 141.00  146.00     戻り売り
ユーロ/ドル: 1.3200  1.3500     戻り売り
 【来週の戦略】
ドル/円、ポンド/円、ユーロ/円、ユーロ/ドルは戻り売りで対応。


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来週の為替予想(4/19~23)

 【今週の動き】
 今週もギリシャ問題が再燃し、動きの激しい週となりました。

 12日 日銀政策会合議事録(3月16-17日開催分)で複数の審議委員が「日本経済は持ち直しの過程にあり、追加緩和は不適当」との考えを示した事が明らかになり、これが意識され、やや円高方向に。また、日本経済新聞が「日銀展望レポートで、2011年のCPI見通しをゼロ付近に修正される見込み」「2010年の実質GDP見通しを上方修正する可能性」など、今月30日に公表が予定されている日銀展望レポートにおいて、経済見通しが上方修正される可能性を指摘した。これを受け、日銀の追加金融緩和期待が後退したことが“円”を下支えした。

 13日 ギリシャの6ヶ月物と1年物のTB(財務省短期証券)の入札が無事通過したことで、目先のイベントリスクが後退。また、メルケル独首相も今回の入札を受け「現時点ではギリシャへの緊急融資が必要でないことを示している」との見解を述べた。また、欧州時間にラガルド仏財務相が「ギリシャ支援策をめぐる誤解や意見の不一致の余地なし」「ギリシャがどうようにして支援策を発動できるかに関してEU(欧州連合)内に混乱はない」と述べたことも、ギリシャ問題に関わる不透明感を払拭した。

 14日 バーナンキFRB議長の議会証言では「二番底に陥るリスクは無視できない」「米失業率は10%付近で高止まりする可能性」「銀行が商業用不動産の問題を乗り切るまでにさらに数四半期かかると見込む」など、景気・労働市場・商業用不動産に対し慎重な見方を示したこと。また、インフレについても「最近のデータ、消費者物価上昇率の抑制を引き続き示す」などと指摘し、上昇圧力が強くないこをを示唆。これら慎重な経済見通し、弱いインフレ懸念からは、FRBが現状の金融政策を維持する可能性が高いと見られた。また、米地区連銀経済報告(ベージュ・ブック)は、「3月から4月初旬の米経済活動はセントルイスを除く大半の地区で強まった」と指摘するなど、景気回復傾向を確認する内容となった。これにより、先述した議会証言で“現在の金融政策継続の可能性を示唆”したこともあり米株式市場は上昇。しかし、金融引締め期待には繋がらず、為替市場への影響は限定的なものとなった。

 15日 中国の実質GDP-1Q(前年比)が、2007年第2四半期(12.6%)以来の伸びとなったことで、人民元の上昇圧力が強まるとの見方が強まったこと。また、中国当局が預金準備率を引き上げる(=金融引締め)のではないか?との噂(真偽は不明)から、中国の景気抑制懸念が強まったことでリスク回避志向が意識され、安全資産と位置付けられる“円”をサポートした。
 NY連銀製造業景気指数-4月は予想の24.0を上回る31.86という結果になった。構成項目を見ると、雇用指数が前回の12.35から→20.25、新規受注も25.43から→29.49へと上昇した。8個の構成項目のうち7つが上昇しており、下落したのは受注残高のみだった。

 16日 ミシガン大学消費者信頼感指数-4月(速報値)が、事前予想(75.0)を下回る結果(69.5)となったことが嫌気されたこと。加えて、米金融大手ゴールドマン・サックスが、米証券取引委員会(SEC)に“サブプライム時に締結されたCDO(債務担保証券)について詐欺で告発”されたことを嫌気し、米株式市場が下落。この株価下落を背景にリスク回避的な動きが強まり、安全資産とされる“円”が選好された。

 【予想の結果】
            安値      高値       今週の動き
 ドル/円   :  91.50   95.00   91.92- 93.72
 ユーロ/円 : 123.00  127.00  123.88-127.66
 ポンド/円  : 139.00  145.00  141.39-145.01
 ユーロ/ドル: 1.3400  1.3600  1.3474-1.3690

 【来週の為替予想】
 今週もギリシャ問題に左右されることになりました。ギリシャ問題は根が深いのか、格付け機関や国・金融関連の要人の発言、さらには国債の入札状況でマーケットは乱高下する状況です。今後もこの様な神経質な動きが予想されます。

 注目される経済指標は19日 米 景気先行指標総合指数です。予想では1.0%と前回の0.1%より改善となっています。今週発表のNY連銀製造業景気指数が上昇していることから、予想通りの結果となるでしょう。

 次に注目される経済指標は23日 独 IFO景気動向です。予想では98.7と前回の98.1より改善となっています。このところ株式市場が上昇している事から、予想通りの結果となるでしょう。また、20日 ZEW景況感調査も同様に改善するでしょう。

  主な経済指標
 19日: 米 景気先行指標総合指数
 20日: NZ/英 消費者物価指数、独/ユーロ圏 ZEW景況感調査、加 BOC(カナダ中銀)政策金利
 21日: 英 BOE(英中銀)議事録
 22日: 米 中古住宅販売件数
 23日: 独 IFO景気動向、英 GDP-1Q、米 新築住宅販売件数

  予想レンジは下記の通り。
           安値      高値     投資スタンス
ドル/円   :  91.00   94.00     戻り売り
ユーロ/円 : 124.00  128.00     戻り売り
ポンド/円  : 140.00  145.00     戻り売り
ユーロ/ドル: 1.3400  1.3600     戻り売り
 【来週の戦略】
ドル/円、ポンド/円、ユーロ/円、ユーロ/ドルは戻り売りで対応。

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