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来週の為替予想(3/29~4/2)

 【今週の動き】
 今週も引き続きギリシャ問題で、やや波乱の週となりました。

 22日 ユーロが一時急落。パンガロス・ギリシャ副首相による「ドイツは、ギリシャに対する投機的な行動を規制しない」「ドイツはユーロ安によって輸出の拡大を望んでいる」といったコメントがドイツとギリシャ間の亀裂の深さを想起させ、嫌気された。

 23日 米2月中古住宅販売件数は502万件と、ほぼ市場の事前予想(500万件)通りとなった。ただ、販売可能戸数が358.9万件(前回 327.7万件)へと増加し、2009年9月(371.0万件)以来の水準へと拡大している。また、3月のリッチモンド連銀製造業指数は6と市場の事前予想5を上回り、2009年10月(7)以来の好数値を記録。構成項目の「雇用指数」(結果:0 前回:-7)、「新規受注」(結果:10、前回:9)共に改善している。

 24日 独IFO景気動向-3月は98.1と予想の95.8を上回り、2008年以来の強い伸びを記録した。現況評価値も94.4(予想91.0)と総じて強い結果となった。指標発表後、アッベルガー独IFOエコノミストは「景気回復は安定しており、拡大している状況にある。建設、リテールのセクターで改善の傾向が見られる。」とのコメントを出した。
 格付け機関フィッチが、ポルトガルの長期の外貨、及び、現地通貨建て発行体デフォルトの格付けを「AA」→「AA-」へと格下げし、見通しを「ネガティブ」とした。ギリシャ問題の着地点が見えないか、新たな懸念材料が浮上した事でユーロは対円以外で大きく値を下げた。
 米2月新築住宅販売件数が30.8万件と事前予想(31.5万件)を割り込み過去最低を記録したものの、米5年債の入札が不調に終わった事による長期金利の上昇と、ホーニグ・カンザスシティ連銀総裁によるタカ派発言が追い風となり、主要通貨に対しほぼ全面高の展開となり、ドル円は92円台を回復した。

 25日 英小売売上高-2月(含自動車燃料)は事前予想(0.8%)を上回る結果(2.1%)となり、ポンドが上昇した。また、ギリシャ問題で下落傾向のユーロは独GFK消費者信頼感調査-4月が事前予想(3.1)を上回る結果(3.2)となったことや、売り一巡後のショートカバーも加わり、下げ幅を縮小した。

 26日 ユーロは堅調に推移。ギリシャ支援について、IMF(国際通貨基金)とユーロ圏諸国が協調で融資を行う救済策で合意したことから、ユーロに対する不透明感が後退したことが引き続きサポート。また、ギリシャ公債管理責任者が「ギリシャ国債のデフォルトリスクが払拭されたことで、スプレッドは縮小するだろう」と述べたことも後押し。
 米GDP-4Q(前期比年率/確報値)は速報値から5.6%(予想:5.9%) に下方修正された。しかし、3月のミシガン大学消費者信頼感指数は73.6と、速報値(72.5)から上方修正された。構成項目の【現在の景況感】80.8→82.4、【先行の景況感】67.2→67.9もそれぞれ速報値から上方修正された。

 【予想の結果】
            安値      高値       今週の動き
 ドル/円   :  89.50   91.00   89.85- 92.95
 ユーロ/円 : 122.00  126.00  121.07-124.18
 ポンド/円  : 135.00  139.50  134.58-138.11
 ユーロ/ドル: 1.3450  1.3800  1.3269-1.3568

 【来週の為替予想】
  来週はギリシャ問題に続き、ポルトガルのデフォルト懸念や米 雇用統計の発表で波乱の展開となりそうです。また、米5年債の入札が不調に終わった事による長期金利の上昇にも注意したいところです。

 注目される経済指標は01日 日 日銀短観(1Q)です。大企業製造業業況判断が予想では-14と前回の-24より改善となっています。新興国向けの製品や部品の販売が好調なことから、予想通りの結果となるでしょう。

 次に注目される経済指標は02日 米 雇用統計です。非農業部門雇用者数は予想では18.6万人増と前回の3.6万人減より改善、失業率は9.7%と前回の9.7%と変わらずとなっています。すでに発表の2月リッチモンド連銀製造業指数の「雇用指数」は-7から0へと改善。そして、NY連銀製造業景気指数-3月の雇用指数が12.35と前回の5.56から改善、フィラデルフィア連銀指数の「雇用指数」も前回7.4から8.4へ改善していることから、予想通りの結果となるでしょう。予想より良い結果となれば、ドルが更に買われる展開となるでしょう。

  主な経済指標
 29日: 米 個人所得/支出、PCEデフレータ/コア・デフレータ
 30日: 日 雇用統計、米 S&P/ケースシラー住宅価格/消費者信頼感指数
 31日: 豪 小売売上高、米 ADP雇用統計/シカゴ購買部協会景気指数
 01日: 日 日銀短観(1Q)、米 ISM製造業景況指数
 02日: 米 雇用統計
  予想レンジは下記の通り。
           安値      高値     投資スタンス
ドル/円   :  90.00   93.00     戻り売り
ユーロ/円 : 122.00  125.00     戻り売り
ポンド/円  : 135.00  139.00     戻り売り
ユーロ/ドル: 1.3300  1.3600     戻り売り
 【来週の戦略】
ドル/円、ポンド/円、ユーロ/円、ユーロ/ドルは戻り売りで対応。

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来週の為替予想(3/22~26)

 【今週の動き】
 今週はユーロ圏の要人の発言で、やや波乱の週となりました。

 15日 NY連銀製造業景気指数-3月が事前予想(22.00)を上回る結果(22.86)となったこと。そして、その構成項目の雇用指数が(12.35)前回(5.56)から伸びており、労働市場の改善期待を強めるものとなったことが下支えしている。また、その後発表された鉱工業生産-2月は事前予想通り(0.1%)だったものの、8ヶ月連続でプラスを維持したことで、景気が底堅いとの思惑が強まった事から、ドルが上昇した。

 16日 3月ZEW景況感調査が44.5と事前予想43.5を上回ったことに加え、NY時間に入り格付け機関S&Pがギリシャの格付けについて「“BBB+/A-2”格付けを確認し、見通しはネガティブ」としたものの「クレジットウォッチを解除」したことを受け、喫緊の格下げの可能性が低下したとの思惑からユーロが上昇した。
 FOMC(連邦公開市場委員会)の声明では「金利を長期間(extended period)、異例に低い水準に維持すると再確約」と改めて、長期間(extended period)の文言を維持。この声明に対して反対票を投じたのが、前回同様ホーニング・カンザスシティ連銀総裁のみであり、サプライズは無かった。前回の声明からの変更点としては「設備・ソフトウェア支出は“大幅”の増加した」と“大幅”との文言が追加されたこと。労働市場について「安定化している」と前回の「悪化が和らいでいる」から上方修正されている。

 17日 日銀は政策金利を0.1%で据え置き、新型オペの資金供給額を「10兆円程度」→「20兆円程度」へと増額させる事を決めた。ただ、先進各国が既に「金融引き締め」を視野に入れているのに対し、日本は更に金融緩和を拡大。こうした構図が嫌気された。
 英国の2月雇用統計で失業率が4.9%・失業保険申請件数推移が-3.23万件となり、ともに事前予想(失業率5.0%・失業保険申請件数推移+0.6万件)より好結果となったことが好感された。また、BOE(英中銀)議事録で一部のメンバーはCPIの上振れリスクが高まっていると考えていることが明らかになったこともポンドを支援した。
 欧州委員会が「スペイン政府の2010年以降のGDP見通しは著しく楽観的である」「特に2010年以降、スペインの財政赤字は政府見通しより悪くなる可能性」など、スペインの財政について指摘したこと。また、「フランスの財政赤字削減プログラム、やや楽観的な経済想定に基づいている」「イタリアは予算編成を改善する必要がある」「独の予算政策、負債をなくすには不十分である」などと指摘したことから、ユーロ圏の国家財政への懸念が再燃したことが重しとなり、ユーロは下落した。

 18日 フィラデルフィア連銀指数-3月が事前予想18.0を上回る結果18.9となったことで、米景気回復期待が意識された。また、同指標の6ヶ月先の見通しが52.0と、前回35.8から拡大していることを受け、景気先行きへの期待が強まったことも材料視された。それに加え、米雇用統計の指針となる雇用指数も前回7.4から改善8.4していることから、労働市場の改善期待も後押しする格好になった。これらにより、ドルが上昇した。
 そして、同時に発表された景気先行指標総合指数-2月も11ヶ月連続でプラスを維持(0.1%)しており、景気回復傾向が継続していることを示唆している。

 19日 インド中銀が政策金利を、2008年7月以来の利上げ(3.25%→3.50%)を行ったことを受け、商品需要減少の思惑から商品価格が下落。これを受けて、カナダドルは本日発表された消費者物価指数-2月が予想以上に強い結果となったこともあり上昇していたものの、商品価格の下落はそれを打ち消す格好となった。

 【予想の結果】
            安値      高値       今週の動き
 ドル/円   :  89.00   91.50   89.78- 90.79
 ユーロ/円 : 121.00  126.00  122.28-125.05
 ポンド/円  : 134.00  139.50  135.93-139.33
 ユーロ/ドル: 1.3450  1.3850  1.3504-1.3817

 【来週の為替予想】
  来週は今週と同様にギリシャ問題に関する要人の発言でマーケットの乱高下の可能性があります。

 注目される経済指標は23日 米 中古住宅販売件数です。予想では500万件と前回の505万件より悪化となっています。すでに発表のNAHB住宅市場指数、住宅着工件数/建設許可件数が軒並みに悪かったことから、予想通りの結果となるでしょう。

 次に注目される経済指標は24日 独 IFO景気動向です。予想では95.6と前回の95.2より改善となっています。すでに発表のZEW景況感調査が良いことから、予想通りの結果となるでしょう。

  主な経済指標
 22日: 米 シカゴ連銀全米活動指数
 23日: 英 消費者物価指数、米 中古住宅販売件数/リッチモンド連銀製造業指数
 24日: 独 IFO景気動向、米 新築住宅販売件数
 25日: 英 小売売上高、独 GFK消費者信頼感調査
 26日: 日 消費者物価指数
  予想レンジは下記の通り。
           安値      高値     投資スタンス
ドル/円   :  89.50   91.00     戻り売り
ユーロ/円 : 122.00  126.00     戻り売り
ポンド/円  : 135.00  139.50     戻り売り
ユーロ/ドル: 1.3450  1.3800     戻り売り
 【来週の戦略】
ドル/円、ポンド/円、ユーロ/円、ユーロ/ドルは戻り売りで対応。

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来週の為替予想(3/15~19)

 【今週の動き】
 今週は格付け機関の発表で、やや波乱の週となりました。

 08日 ユーロが下落。シュタルクECB理事が「欧州通貨基金はEMUの規則に反するだろう」との見解を示したことで、欧州版IMF設立期待に冷や水を浴びせたこと。また、メルケル独首相が「ユーロ圏の新救済基金構想を原則的に支持」としたものの、「現時点でギリシャに関する緊急措置は不要」「ギリシャが緊急事態に陥れは措置講じる可能性は排除せず、現在はそういう状況にない」と述べたことで、ギリシャへの支援にドイツは積極的では無いとの見方が強まったことが重石となった。

 09日 格付け機関ムーディーズが「英政府による銀行救済プログラムの終了は、英国債の格付けに影響を与え、複数の銀行にとっては格下げの引き金になり得る」との声明を発したことに加え、格付け機関フィッチが「英国の現在の財政健全化のスピードは遅すぎる」と指摘したこと。1月の商品貿易収支が-79.87億GBPと2008年7月(-82.41億GBP)以来の赤字額を記録したことなど、ネガティブな材料が相次いだことが嫌気され、ポンドが下落。

 10日 ブラウン英首相が「英国は岐路に立っている状況だ」「英国はまだ重大なリスクに向かっている」との悲観的な見解を示した事に加え、1月鉱工業生産、1月製造業生産高が共に2009年8月以来のマイナスを記録した事が嫌気され、ポンドが下落した。

 11日 RBNZ(NZ準備銀)政策金利は市場予想通り2.50%で据え置かれた。しかし、ボラードRBNZ(NZ準備銀)総裁が「国内経済の回復は遅い」「家計は慎重で、企業の支出は弱い」など、国内経済に悲観的な見方を示したことが嫌気され、NZドルは下落した。
 豪2月雇用統計は雇用者数変化は0.04万人と事前予想(1.50万人)を大きく下回る結果に。これを受け、市場は豪ドル売りで反応。ただ、今回の結果は労働参加率が低下していたこと(前回65.3%→今回65.2%)。さらには非常勤雇用者数が-1.10万人と前回(+4.45万人)から減少していたことが要因と見られ、常勤雇用者数は+1.14万人と上昇していること(前回は+1.29万人)からヘッドラインほど悲観的な内容ではなく、豪ドルは下げ幅を縮小している。

 12日 米 小売売上高-2月が予想以上(-0.2%)に強い結果(0.3%)となったことが好感された。事前予想では、大雪の影響で減少が見込まれていただけに、プラスとなったことはサプライズとして受け止められた。この強い小売の結果を好感して、ドルは対円では2月23日以来となる91円台まで上昇。しかし、その後、発表されたミシガン大学消費者信頼感指数-3月(速報値)が予想(74.0)を下回る結果(72.5)となったことを手がかりに反落。また、構成項目の消費者期待指数(景気の先行きへの期待)が低下(今回:67.2、前回:68.4)し、先行きに懸念を抱かせる内容となったことも嫌気され下げ幅を拡大した。

 【予想の結果】
            安値      高値       今週の動き
 ドル/円   :  88.00   91.50   89.64- 91.08
 ユーロ/円 : 119.00  122.00  121.48-125.19
 ポンド/円  : 133.00  139.00  133.94-138.05
 ユーロ/ドル: 1.3400  1.3750  1.3538-1.3795

 【来週の為替予想】
  来週は重要な経済指標が多い為、波乱の可能性があります。

 注目される経済指標は15日 米 NY連銀製造業景気指数です。予想では21.00と前回の24.91より悪化となっています。すでに発表のISM製造業/非製造業景況指数がともに良かったことから、予想よりやや良い結果となるでしょう。

 次に注目される経済指標は18日 米 景気先行指標総合指数です。予想では0.1%と前回の0.3%より悪化となっています。雇用統計や最近の経済指標が良いことから、予想よりやや良い結果となるでしょう。

  主な経済指標
 15日: 米 NY連銀製造業景気指数/ネット長期TICフロー
 16日: 豪 RBA(豪準備銀)議事録、独/ユーロ圏 ZEW景況感調査、米 FOMC(連邦公開市場委員会)政策金利
 17日: 日 日銀政策金利、英 BOE(英中銀)議事録
 18日: 米 消費者物価指数/フィラデルフィア連銀指数/景気先行指標総合指数
 19日: 加 消費者物価指数/小売売上高

  予想レンジは下記の通り。
           安値      高値     投資スタンス
ドル/円   :  89.00   91.50     戻り売り
ユーロ/円 : 121.00  126.00     戻り売り
ポンド/円  : 134.00  139.50     戻り売り
ユーロ/ドル: 1.3450  1.3850     戻り売り

 【来週の戦略】
ドル/円、ポンド/円、ユーロ/円、ユーロ/ドルは戻り売りで対応。

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来週の為替予想(3/8~12)

 【今週の動き】
 今週は米 雇用統計の発表で、波乱の週となりました。

 01日 2月ISM製造業景況指数は56.5と事前予想58.0に届かず。それでも好悪分岐点の「50」を7ヶ月連続で上回った事になるが、【生産】【新規受注】【新規輸出受注】【輸入】といったが構成項目が軒並み減速。先週金曜日の2月シカゴ購買部協会景気指数同様、「ヘッドラインは悪くないが、詳細は良くない」との結果に落ち着いた。しかし、明るい要素もあり、公式雇用統計への指針の一つである構成項目の【雇用指数】は56.1と前回(53.3)から拡大し、2005年1月以来の好数値を記録した。

 02日 RBA(豪準備銀)は政策金利を0.25%引き上げ4.00%にすることを決定した。声明では「2010年のインフレは見通しに一致」と述べ、インフレがRBAの想定内にあることを改めて確認。今回利上げ措置した理由として「成長がトレンドに近づくこと、さらにはインフレが今年ターゲットに近づくことを考えると、金利は正常に近づくのが適切」と指摘している。
 BOC(カナダ中銀)は政策金利を0.25%で据え置いたものの、声明文で量的緩和の必要性を事実上否定。また通貨高に対する牽制を弱めた。更に金利見通しに対する時間軸を「(政策金利を)6月まで0.25%で維持する事を改めて表明」とし前回の文言をそのまま踏襲した事で、”BOCは6月に据え置きのコミットメントを解除し、7月に利上げを実施する”との観測が拡大した。

 03日 ユーロが上昇。ギリシャによる緊縮財政プランを好感し、対ドルは一時1.37台を回復した。ギリシャはこの日、「VAT(付加価値税)を2%引き上げ21%にする」「公共セクターの報酬を30%削減する」等の案を盛り込んだ、総額48億ユーロ(GDPの2%に相当)の緊縮財政措置を発表。これに対し、EU、IMF、ムーディーズ、フィッチ、そしてECB等が相次いで歓迎の意を表明。ギリシャ問題が解決へと明確な一歩を踏み出した事で、ユーロに付随していた不透明感が和らいだ。
 米2月ADP雇用統計は-2.0万人(前回 -6.0万人)と、ここ25ヶ月で最少のマイナス幅を記録した。また、2月ISM非製造業景況指数は53.0と事前予想51.0を上回り、2007年10月(53.1)以来の好数値を記録。構成項目の「雇用指数」も48.6(前回 44.6)へと拡大した。1日に発表されたISM製造業景況指数でも雇用指数は拡大しており、これら雇用指数の拡大はそのまま雇用統計に対する期待へと繋がった。続いて、地区連銀経済報告(ベージュ・ブック)では「12地区のうち9地区が経済の改善を報告(前回は12地区のうち、10地区が改善を報告)」とされた。ただ、この”改善”については、、”豪雪の影響にも関わらず改善”と見るか、”豪雪の影響により改善に留まった”と見るか、市場では判断が分かれている

 04日 BOE(英中銀)は政策金利を0.50%に据え置くことを決定。資産買い入れプログラムの規模を2000億ポンドに据え置くことを決定した。資産買い入れプログラムの規模が拡大されなかったことで、ポンドは若干買われる展開となった。
 ECB(欧州中銀)は政策金利を1.00%に据え置くことを決定。トリシェECB総裁は記者会見で「今日の決定はコンセンサスによるもの(=全会一致ではないという事)」と発言。政策金利の据え置きに反対票が入った?との憶測が広がり、ユーロ円は120.80水準→121.80水準へとおよそ1円の幅で急伸。その後、記者から質問を受けた総裁は「”金利”に関しては全会一致」とし、憶測を否定。にわかに高まっていた早期の利上げ期待が急速に後退し、ユーロ円も一気に値を戻した。

 05日 2月の米雇用統計では、失業率は9.7%(予想 9.8%)、非農業部門雇用者数は-3.6万人(予想 -6.8万人)と共に事前予想に比べ好結果に。当該期間の豪雪の影響が懸念されていた分、結果は明るいものとした好感された。詳細を見ても数値は建設(=天候により工事が中断)、公務員(=同じく天候により学校が閉鎖)を中心に低下しており、仮に豪雪がなければプラスとなっていた可能性が強く示された。今回の統計を受け、ローマー・米CEA(大統領経済諮問委員会)委員長は「もしも豪雪がなければ、雇用はプラスとなっていただろう」とコメント。続いて、ホワイトハウスも「3月の雇用統計では、今回の豪雪による悪影響の反動があるかもしれない」との声明を発した事で、ドル、株式市場は大きく押し上げられた。

 【予想の結果】
            安値      高値       今週の動き
 ドル/円   :  88.00   91.50   88.14- 90.57
 ユーロ/円 : 119.00  122.00  119.78-123.31
 ポンド/円  : 135.00  139.00  131.91-137.03
 ユーロ/ドル: 1.3400  1.3750  1.3435-1.3733

 【来週の為替予想】
  今週は米 雇用統計が発表され、失業率は・非農業部門雇用者数変化は共に事前予想を上回る結果となりました。来週はこの結果を受け、ドル買いの展開となるでしょう。

 注目される経済指標は11日 豪 雇用統計です。雇用者数変化は予想では1.5万人増と前回の5.27万人増より悪化となっています。今週、RBA(豪準備銀)は政策金利を0.25%引き上げました。利上げしたということは逆に言えば、個人消費や雇用環境がスローながらも改善しつつあることが裏付けられたことになった為、予想よりやや良い結果となるでしょう。

 次に注目される経済指標は12日 米 ミシガン大学消費者信頼感指数です。予想では74.0と前回の73.6より改善となっています。2月シカゴ購買部協会景気指数が、「ヘッドラインは悪くないが、詳細は良くない」との結果になっている事から、ほぼ予想通りの結果となるでしょう。

  主な経済指標
 08日: 日 国際収支
 09日: 豪 NAB企業景況感指数、日 景気先行CI指数
 10日: 日 機械受注、英 鉱工業生産
 11日: NZ RBNZ(NZ準備銀)政策金利、豪 雇用統計
 12日: 加 雇用統計、米 小売売上高/ミシガン大学消費者信頼感指数

  予想レンジは下記の通り。
           安値      高値     投資スタンス
ドル/円   :  88.00   91.50     戻り売り
ユーロ/円 : 119.00  122.00     戻り売り
ポンド/円  : 133.00  139.00     戻り売り
ユーロ/ドル: 1.3400  1.3750     戻り売り
 【来週の戦略】
ドル/円、ポンド/円、ユーロ/円、ユーロ/ドルは戻り売りで対応。

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