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来週の為替予想(12/15~19)

 【今週の動き】
 今週は米ビッグ3の救済策が一時、廃案になったことで波乱の週となりました。

 08日 英 生産者仕入価格-11月は前月比-3.3%と予想(-3.0%)を上回る落ち込みで、前年比も2007年9月以来の低水準となった。また、生産者出荷価格-11月(前年比)も2007年12月以来の低水準に落ち込んだ。発表前に1.5050ドルまで上値を拡張していたポンド/ドルはその後100ポイント超上げ幅を吐き出している。
 ドルは全面的に軟調推移。米ビッグ3へのつなぎ融資だけでは不十分との見方や、消費者信頼感指数の発表元である米民間調査機関のコンファレンスボードが「2009年半ばまでに失業者数が300万人を超える可能性ある」との見方を示した事が嫌気された。

 09日 10月の英鉱工業生産/製造業生産高はそれぞれ予想・前回を上回る大幅なマイナスを記録。一方、独ZEW景況感調査-12月は-45.2と予想(-57.0)/前回(-53.5)を上回る2ヶ月連続の改善となった。同現況指数は-64.5(予想:-60.0)と前回に続き悪化した。
 米株式市場が反落、ドルも軟調に推移した。バーナンキFRB議長が「議会の行動が伴なわない自動車セクター救済には消極的」とし、FRB単体での救済は事実上ないとの考えを示した事が意識された。また、政府によるその自動車セクター救済が遅々としている事も相成った。

 10日 ユーロが対ポンドで上昇。英財務省スポークスマンが「BOE(英中銀)は量的緩和に踏み切る決定下すだろう」とコメントした事や、ダーリング財務相が「ポンドの下落は輸出セクターの手助けになる」と述べた事が後押しとなった。金利動向に関してはBOEのギーブ副総裁が週末に「ゼロ金利の可能性を排除しない」とコメントしている。

 11日 米 貿易収支は-572億ドルと事前予想(-535億ドル)を大きく上回り、新規失業保険申請件数は57.3万件とおよそ26年ぶりの悪化水準に。そして、輸入物価指数は-6.7%と1988年の統計開始以来最大の落ち込みを記録した。米経済の悪さ自体は既に織り込み済みなものの、そういった見方を上回るペースでの悪化が嫌気され、ドルは全面的に下落。
 ウェーバー独連銀総裁が「ECBは1月の会合で利下げを決定するほどの情報・データを持っていない」と述べた事で、1月での追加利下げ期待が後退した。また「実質金利がマイナスとなる状況避けたい」とも述べた事で、政策金利は2%を下回らないのではないか?との見方が先行(現在のインフレ率は2.1%のため)、これもユーロ押し上げに寄与した。特にユーロ/ポンドは一時過去最高値を更新した。

 12日 米自動車救済法案が上院協議を決裂した事を受け、各国の株式市場が大幅下落。リスク回避志向が高まった事を受け円買いが優勢。東京時間の午後に一時、ドル円は13年ぶりの88円台を記録。上院での採決は行われる予定だが、否決される見通しが優勢。今年の自動車救済法案めぐる議会審議は終了する見通し。
 しかし、NY時間には「自動車メーカー救済のためにブッシュ大統領がTARP(不良資産救済プログラム)の使用を検討している」と伝えられた事で、幾分の安心感から買い戻しが優勢となった。また、12月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)が59.1と事前予想(55.0)を大きく上回った事も後押しとなり、株価はプラスに戻した。

  【予想の結果】
            安値      高値       今週の動き
 ドル/円   :  90.00   97.00   88.41- 93.87
 ユーロ/円 : 115.00  126.00  117.83-122.69
 ポンド/円  : 130.00  150.00  132.69-140.59
 ユーロ/ドル: 1.2300  1.2800  1.2722-1.3412 

 【来週の為替予想】
 来週も引き続き、経営難に陥った米 自動車業界ビッグ3の救済策の行方が注目されます。米 上院議会で救済案が廃案となり、年内のつなぎ融資は見込めないことから、一気に破産法申請となることもあり得ます。そうなれば、市場は波乱となるでしょう。

 注目される経済指標は15日 日 日銀短観 です。大企業製造業業況判断-4Qですが、予想は-23と前回の-3より大幅悪化となっています。9月の米 金融不安から景気減速が激しく、最近は大手電機メーカーや自動車メーカーの大幅減産やリストラが発表されており、誰が見ても大幅に悪化していることは見当がつくでしょう。予想より悪い可能性もあり、結果が悪るければ、日経平均は8000円割れとなるの必至です。

 次に注目される経済指標は16日 米 FOMC(連邦公開市場委員会)政策金利発表です。予想は0.5%の利下げとなっています。すでに市場には織り込み済みで反応は限定的となるでしょう。他に来週は米 経済指標がいろいろと発表されますが、先々週辺りから、多少改善が見られますので、予想より結果が良ければ、ドルが買われるでしょう。

 最後に気になる記事を日経ビジネスオンラインのコラムで見つけましたので、転記しておきます。
 証券化地獄、まだ序の口、幻想だった「邦銀優位」、農林中金の巨額損失で明るみに

 農林中央金庫が証券化商品などで2兆円の含み損を抱えていることが明らかになった。RMBS(住宅ローン担保証券)やCDO(債務担保証券)といった証券化商品に積極的に投資。市場関係者の間では、巨額の損失を抱えているのでは、と見られてきた。来年3月までに前代未聞の1兆円という巨額の増資を実施、財務の立て直しを急ぐ。
 農林中金の総資産は9月末で58兆円。このうち貸出金はわずか9兆円弱で、40兆円余りが有価証券などの投資に回っている。金庫自体がいわば巨大な「投資ファンド」なのだ。有価証券のうち外国債券で9728億円の評価損、証券化商品などで9769億円の評価損が出ている。
 問題は農林中金にとどまらない。金融庁が11月末に発表した日本の金融機関が持つ証券化商品の総額は9月末で22兆2710億円。売却などによる実現損と評価損の合計は3兆2730億円に達する。
 だが、損失の発生はまだまだ序の口だろう。というのも金融庁の試算による商品別の棄損率(保有額に占める損失の割合)は全体で13%。サブプライムローン関連商品こそ56%に達するものの、CLO(ローン担保証券)を含むCDOの棄損率は21%。CDOは信用金庫などが1兆円以上保有する。(12月8日付)

  主な経済指標
 15日: 日 日銀短観、米 NY連銀製造業景気指数/ネット長期TICフロー
 16日: 豪 RBA(豪準備銀)議事録、英 消費者物価指数、米 消費者物価指数/住宅着工件数/FOMC(連邦公開市場委員会)政策金利
 17日: 独/ユーロ圏 消費者物価指数、英 BOE(英中銀)議事録
 18日: 独 IFO景気動向、米 フィラデルフィア連銀指数/景気先行指標総合指数
 19日: 日 日銀政策金利

  予想レンジは下記の通り。
           安値      高値     投資スタンス
ドル/円   :  87.00   94.00      売り
ユーロ/円 : 117.00  123.00      売り
ポンド/円  : 130.00  140.00      売り
ユーロ/ドル: 1.2700  1.3500      売り 
【来週の戦略】
ドル/円、ユーロ/円、ユーロ/ドル、ポンド/円は売りで対応。


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