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来週の為替予想(12/7~11)

 【今週の動き】
 今週は週末にかけて、ドバイ・ショックも落ち着き円安となりました。

 30日 ドバイ・ショックに揺さぶられる展開が続く中、昨日、政府系投資持ち株会社ドバイ・ワールドが債務の再編を複数の銀行と行っていると発表した。これによってリスクを回避する動きに一服感が出ており、為替は落ち着きを取り戻している。債務の規模は約260億ドルで、このうち60億ドルあまりがナヒールのイスラム債関連と発表されるなど、具体的な中身がだんだん明らかになっている。また、ドバイのナヒール(不動産開発会社)が「ナスダック・ドバイに上場している3本のイスラム債の売買停止を要請」とコメント。加えて、ドバイ金融当局者が「政府はドバイ・ワールドの債務を保証しない」との認識を示したことが、UAEへの融資額が大きい英系金融機関への悪影響を及ぼすのでは?との懸念が高まったことが嫌気され、ポンドが下落した。
 ドルは軟調。シカゴ購買部協会景気指数-11月が市場予想(53.3)を上回る結果(56.1)となったことが、好感され米株式市場が上昇。構成項目の【雇用指数】も41.9と前回の38.3から改善し、今週末発表予定の米雇用統計への楽観的な見方も後押ししたこともあり、安全資産のドルの需要が後退したことが重石となった。

 01日 円は軟調に推移。日銀が臨時の政策決定会合で「3ヶ月・0.1%の新たな資金供給オペを決定「供給額は10兆円程度」と、追加の金融緩和政策を発表。発表直後こそ「量的緩和」など踏み込んだ内容にならなかったことから円が買われる場面もあったが、欧米の株式市場が上昇したことを受けリスク回避志向が後退すると、改めて金融緩和をおこなったことが蒸し返されたことが重石となった。
 アラブのメディアが「UAE(アラブ首長国連邦)のドバイとアブダビはドバイの問題に協力して対応することで合意」と報じたことで、ドバイ問題に対する懸念がやや後退した。

 02日 円は軟調に推移。アジア時間終盤に鳩山首相が「円独歩高は放置することできない」との認識を示したことを受け、介入への警戒感が高まったことが引き続き重石となった。
 米地区連銀経済報告(ベージュ・ブック)では「一般商品と自動車への消費支出は緩やかに上向いた」と個人消費の改善を指摘したことや、経済状況について“小幅改善した”と前回から上方修正されたこと。不動産市場について「非常に低い水準から幾分改善」と指摘したことなどが明るい材料。ただ、商業用不動産については「非常に弱く一部で悪化」と指摘している。

 03日 ポンドが下落。ECB(欧州中銀)政策金利発表後のトリシェECB総裁の記者会見で「1年物資金供給、12月を最後に再開する事はないだろう」などと流動性政策についての解除を発表し、出口戦略に舵を切ったことから対ユーロで金利差拡大の思惑が拡がった。加えて、ECBスタッフ予想でユーロ圏成長率が前回(6月)から上方修正されたことから、ユーロ圏に比べて景気回復の遅れが意識されたことで、対ユーロで下落したことが他の通貨に波及した形となった。
 ドルは底堅く推移。ISM非製造業景況指数-11月が事前予想(51.5)を下回る結果(48.7)となったことに加え、好悪の分水嶺である「50」を3ヶ月ぶりに割り込んだことが嫌気され、NYダウ平均株価が下落。これを受け、リスク選好姿勢が後退したことが安全資産のドルを下支えした。

 04日 ドル全面高の様相に。米雇用統計で、失業率(結果:10.0%、予想:10.2%)非農業部門雇用者数変化(結果:-1.1万人、予想:-12.5万人)が何れも事前予想を上回る結果となったことが好感された。また、非農業部門雇用者数変化は、過去2ヶ月分も9月:-21.9万人→-13.9万人、10月:-19.0万人→-11.1万人と上方修正されたことも好材料として意識された。今回の非農業部門雇用者数変化-1.1万人は2008年1月に-7.2万人とマイナスに落ち込んで以来、最も小さいマイナス幅となった。

 【予想の結果】
            安値      高値       今週の動き
 ドル/円   :  82.00   87.00   85.88- 90.76
 ユーロ/円 : 125.00  131.00  128.99-134.54
 ポンド/円  : 137.00  144.50  141.07-149.05
 ユーロ/ドル: 1.4750  1.5050  1.4823-1.5140

 【来週の為替予想】

 今週は米 雇用統計が発表され、失業率・非農業部門雇用者数変化とも良い結果となりました。来週もこの結果を受け、ドル買いの展開となるでしょう。しかし、ドバイ・ショックなどの金融不安が急に表面化すると一気に市場が混乱するといった状況になってきており、十分な警戒が必要です。

 注目される経済指標は10日 英 BOE(英中銀)政策金利です。予想は据え置きとなっています。ECB(欧州中銀)が出口戦略に舵を切ったことやユーロ圏に比べて景気回復が遅れている事を考えると再び、資産買い入れ規模拡大の可能性が有りますので、注目が必要です。

 次に注目される経済指標は11日 米 ミシガン大学消費者信頼感指数です。予想は68.8と前回の67.4より改善となっています。既に発表のシカゴ購買部協会景気指数が事前予想を上回る結果となった事から、予想通りの結果となるでしょう。

  主な経済指標
 07日: 独 製造業受注、米 消費者信用残高
 08日: 豪 NAB企業景況感指数、加 BOC(カナダ中銀)政策金利
 09日: 豪 ウエストパック消費者信頼感指数、英 商品貿易収支
 10日: 豪 雇用統計、NZ RBNZ(NZ準備銀行)政策金利、英 BOE(英中銀)政策金利
 11日: 米 小売売上高/ミシガン大学消費者信頼感指数

  予想レンジは下記の通り。
           安値      高値     投資スタンス
ドル/円    :  89.00   92.00    押し目買い
ユーロ/円  : 133.00  136.00    押し目買い
ポンド/円  : 146.00  150.00    押し目買い
ユーロ/ドル : 1.4750  1.5050     戻り売り
 【来週の戦略】
ドル/円、ポンド/円、ユーロ/円は押し目買い、ユーロ/ドルは戻り売りで対応。


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相互リンクのお願いです

ブログを立ち上げたばかりで、相互リンクをしてほしく、コメントしました。迷惑だったら、申し訳ないです。
http://seo.link-z.net/myloveyu/link/register
ここから、自動で登録できる形になっているのですが、もしよろしければ相互リンクしていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。

lNF

Re: 相互リンクのお願いです

mylovey様 こんばんは。
 大変遅れましたが、相互リンクの件はOKです。
 今後とも、よろしくお願いします。

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